パン作りに適したオーブンレンジはTOSHIBA石窯ドームシリーズ!現行品と従来品(型落ち)の比較
パン作りを始めると、発酵や焼成ムラなど気になりだして良いオーブン欲しいなーなんて考えることありますよね。
「パン作り」「オーブン」「おすすめ」なんて検索しても種類が多くてわからない!!そんな方に分かりやすくまとめます。
最新機種だから良いとは限りません。財布に優しく十分なスペックで!手作りパンライフを楽しみましょう!
- パン作りには加熱水蒸気式オーブンが◎
- 従来品(型落ち )でも十分!!おすすめオーブン3選
- 型落ちで十分な理由は5つあります
- 私が使っているのは東芝 ER-ND300-W
- TOSHIBA 石窯ドームシリーズは趣味のパン作りから本格派まで大満足!さらに型落ちで財布に優しい!
パン作りには加熱水蒸気式オーブンが◎
パンの顔とも言えるこんがり美味しそうな焼き色。重要ですよね。
焼きムラを抑えたいなら、加熱水蒸気式(コンベクションオーブン)かどうかが重要です。 普通のオーブンレンジは上下に設置されたヒーターから出た熱で加熱するため、ヒーターに近い部分によく熱が伝わり、遠い部分にはあまり熱が伝わらないことがあります。
それに対して加熱水蒸気式(コンベクションオーブン)は、ヒーターから出た熱を庫内に設置されたファンの風で全体に回すので全体に均一に熱が加わります。
TOSHIBA 石窯ドームシリーズが最良
高火力×熱対流を家庭でも実現できるオーブンです。
高温を素早く全体に均一に加えることができるので、パン作りで重要な釜伸びが良くなります。
上下ヒーター式と比べてふんわりとふくらみ、外はカリッと良い焼き色になります。生地の水分を閉じ込めて焼き上げることができます。
従来品(型落ち )でも十分!!おすすめオーブン3選
2020年10月現在最新のER-VD3000 と比較していきます。
発売年月 | 発酵機能 | オーブン最高温度 | 予熱にかかる時間 | 2段焼成 | 自動メニュー数 |
---|---|---|---|---|---|
<最新> 2020年6月 |
30・35・40・45℃/スチーム40℃ | 300℃ | 200℃まで約8分 | 可能(総庫内容量:30L) | 195品 |
2019年7月 | 30・35・40・45℃/スチーム40℃ | 300℃ | 200℃まで約8分 | 可能(総庫内容量:30L) | 200品 |
2018年6月 | 30・35・40・45℃/スチーム40℃ | 300℃ | 200℃まで約8分 | 可能(総庫内容量:30L) | 246品 |
2016年6月 | 30・35・40・45℃/スチーム40℃ | 300℃ | 200℃まで約8分 | 可能(総庫内容量:30L) | 238品 |
型落ちで十分な理由は5つあります
実はパン作りに必要な機能に大幅な違いはありません。
パン作りには、材料だけではなく温度や環境条件も大切です。
失敗を減らしてくれる機能が型落ちでもスタンダードモデル以上のTOSHIBA 石窯ドームシリーズなら搭載されています!
- 2015年6月発売 ER-ND 300/400/500
- 2016年6月発売 ER-PD 3000/5000/7000
- 2017年8月発売 ER-PD 3000/5000/7000
- 2018年6月発売 ER-SD3000/5000/7000
- 2019年7月発売 ER-TD3000/5000/7000
1.発酵機能がある
一般的にコネ上げたパン生地は、一次発酵・二次発酵(ホイロ)と2回発酵させる必要があります。
その際の温度によって発酵具合が異なり、見極めが難しくなります。
ですが発酵機能があれば季節や室温などに左右されずスムーズに発酵が進みます。そのため安定した生地作りができます。
2.焼成温度が300℃以上ある
生地を焼きあげる時、庫内に入れてすぐの温度が大切です。
オーブンに入れると初めにパンの骨格となるグルテンが熱凝固します。そこで適切な温度でないと焼き上がりのパンの側面や上部が凹み変形につながります。
その後クラム(内側の柔らかい部分)→クラスト(外側の皮)の順に焼き上がっていきます。その間設定温度から下がらずキープし続け、均一に熱が伝わることで艶のある焼き上がりになります。
菓子パン・食パンなどの場合は200℃程度
バケットやカンパーニュなどハード系やクロワッサンなどの場合は300℃まで設定できるオーブンだと良いと思います。
3.予熱時間が短い
良い頃合いまで二次発酵が進んだ時、そこから焼成用にオーブンの予熱を始めます。
上下ヒーター式などの場合、予熱に時間がかかるため逆算してオーブンの準備が必要です。予熱完了までの間にも発酵は進んでいくため、時間がかかると過発酵につながります。
せっかく仕上げた生地が台無しにならないためにも理想の温度まで10分以内に予熱完了できると良いです。
4.庫内が大きく2段焼きOK
パン生地を作る際、強力粉を250g〜300g程度使用したレシピが多いと思います。
ロールパンに換算すると約10個〜12個分に相当します。
一度に焼けない場合、発酵が進んでしまい失敗につながります。
天板に敷き詰めて間隔を狭めると、膨らんだ生地同士がくっついてしまうこともあります。
失敗を避けるためには30 L以上、天板を2枚使い2段での焼成が可能なオーブンを選ぶべきです。
5.パン作り以外(普段の料理)でも便利
趣味の範囲でパン作りをする場合、普段の料理も同じオーブンレンジを使用することになると思います。
パンに特化するあまり、普段の家事効率が下がってしまっては困ります。
野菜類の下ゆでや、冷めたご飯・飲み物のオート温め、肉類の解凍機能など時短調理は外せません。
さらに、蒸し調理やノンフライ調理などもあると普段のお料理にレパートリーが増えますね。
私が使っているのは東芝 ER-ND300-W
2015年6月に発売したモデルです。
当時、最新モデルで良いお値段で購入しました(笑)
5年たった今でも我が家では現役バリバリ!元気に活躍中です。
注目していただきたいのはスペック
発酵機能 | オーブン最高温度 | 予熱にかかる時間 | 2段焼成 | 自動メニュー数 |
---|---|---|---|---|
30・35・40・45℃/スチーム40℃ | 300℃ | 200℃まで約7分 | 可能(総庫内容量:30L) | 234品 |
実はパン作りに必要な機能は現行品と比べても遜色なし!
毎年夏頃になると新しいモデルが出るTOSHIBA 石窯ドームシリーズですが、パン作りに関わる機能は大幅に変わっていません。
過熱水蒸気オーブンレンジ&石窯ドームで納得の焼き上がり
最高温度は300度と非常にパワフルで、この火力があればフランスパンも表面がパリッとお店のパンのように仕上がります。
素早く焼きあげるので、パンの水分が飛びすぎずパンがふっくら綺麗な仕上がりになります。 ドーム型の丸みを帯びた庫内によって、火の周りも良く焼きむらができにくい仕様です。
初心者さんでも失敗しにくい!パン作りに適したポイント
TOSHIBA 石窯ドームシリーズはABCクッキングスタジオで使用されており、講師さん・生徒さんからも太鼓判のオーブンなんです。
発酵機能30℃〜45℃
TOSHIBA 石窯ドームシリーズはスタンダードモデル(ER-○○3000)以上であれば、発酵機能がつきます。
スチーム発酵(40℃)は二次発酵でも成型が崩れず生地も乾燥しません。30・35・40・45℃と5℃刻みに温度が選べるので、作りたい理想の生地作りができます。
容量30L 2段焼き可能
「ラウンド石窯ドーム構造」と 「角皿スリット」で2段焼きでもムラを抑えます。角皿のスリットと丸みを帯びた庫内の構造は、綺麗で均一な焼き色のパン作りに向いています。
予熱完了まで10分以内
二次発酵を済ませた生地を庫内から出したら
予熱開始
↓
クープ(バケットなどの切れ目)
トッピング・仕上げの溶き卵や牛乳を塗る
↓
予熱完了
と、発酵具合を確認してから焼成に移る作業がスムーズで気に入っています。
最大300℃&スチーム機能でハード系もバッチリ
焼き具合の確認など扉を開ける機会も多くあります。
300℃もいらないんじゃない?と思うかもしれませんが、「250℃維持したい」そんな場合でも300℃の予熱の後、扉の開け閉め→温度回復までを思うと必要です。
特にバゲットやロデブ・チャバタ・リュスティックなどのハードパンを作りたい方は、高温でパリッと焼き上げる「250℃以上で維持できるレベルのオーブン」がおすすめです。
普段の料理でも何かと便利な機能満載
お急ぎ解凍
カチコチのミンチ肉もパラパラに、刺身も程よく解凍できます。
センサー機能がとても優秀で、ムラが出ることは少ないです。
週末にまとめ買い派なので、冷凍保存している食材をすぐに使えるのはとっても便利です。
カリッと温め
スーパーのお惣菜や前日の残り物のフライや天ぷらも本当にカリッと温まります。揚げ直しは手間もかかり、カロリーUPが心配ですが体に優しく手軽に美味しく仕上がります!
根野菜、葉野菜の下ゆで
一番よく使っている機能です。
じっくりコトコト煮込んでる暇なんてない!そんな忙しい時に耐熱容器にラップなしでチンするだけ。そのあと鍋に移して味をつければ煮物やカレーもすぐできます。
もう一品欲しいな、って時に葉野菜をチンしておひたしに。火のとおり具合はセンサーで見極めてくれるので楽チンです。
オート温め機能
ごはん・おかず・2品同時の温めもボタンひとつです。
冷凍ごはんでも常温ごはんでもホカホカにムラなく温めてくれます。
なのでお米は、1度に多めに炊いて小分け保存することが増えました。炊飯器で長時間保温しなくなったので、電気代の節約&いつでも炊き立ての味です。
簡単お手入れ
スチームの水蒸気を使って汚れを浮かせてくれます。庫内についたタレなど飛び散り汚れや、焦げ付いた汚れも「手間なしお手入れコース」で3分間のスチームを当てて拭き取るだけ。簡単に綺麗を維持できるのでズボラさんも楽々です。
TOSHIBA 石窯ドームシリーズは趣味のパン作りから本格派まで大満足!さらに型落ちで財布に優しい!
型落ちモデルは現行品に比べて劣るイメージがあるかもしれませんが、十分にパン作りができます。搭載されている機能を比べて必要なポイントをしっかり抑えた購入が大切です。
賢くお得に理想のパン作りを楽しんでみてください。