家庭用パン発酵器のおすすめ!用途別にわかりやすく解説
材料を計量してあとは待つだけ。そんなホームベーカリーでのパン作りに飽きてきた頃、さらにこだわったパン作りに挑戦してみたくなりますよね。「でも手ごねは発酵とか失敗しそう」と踏み出せずにいませんか?発酵器をうまく使えば、季節・温度に左右されず美味しいパンが作れます。
使い方や、選ぶポイント、自分に合った発酵器はどれ?お悩みを解決していきます。是非参考にしてみてください。
これが人気!間違いないのは大容量&畳める&洗える
一度に食パンを4斤も作れる大容量ですが、使わないときは分解してコンパクトに収納可能です。組み立てるときは工具不要で手間がかかりません。ドアを左右どちらにも取り付けできるので、キッチンの広さやに合わせて設置できます。
分解して洗えばいつでも清潔を保てます。ヒーター以外は水洗いできるので、カビ対策もバッチリです。結露水は付属する回収ボトルに溜まるため、衛生面でも管理が簡単です。
さらに設定温度の最高値は高めの45℃まであり、タイマーは12時間まで設定できるため、天然・自家製酵母を使ったこだわりのパンも作りも楽しめます。
用途別おすすめ
パン作りの頻度、こだわりたいポイントなどによってピッタリの発酵器は変わります。ご自身の環境などに合わせて探してみてください。
趣味で気軽に!週末パン作りさんは「組み立て式」
手軽に省スペースで設置できるのは日本ニーダー 洗えてたためる 発酵器 mini です。約3.5kgで持ち運びが楽にできるうえ、工具要らずで組み立てと分解が可能なため、必要な時だけ使うことも可能です。
食パン型やスクエアパン型もすっぽり収まるのが特徴。タイマー時間は1分~24時間と幅広く設定でき、天然酵母のパンやヨーグルト・麹などの発酵料理にも活躍します。
週末パン作りさんの中には1週間分まとめて焼きたい!そう思う方もいると思います。オーブンや電子レンジの発酵モード機能では、他のパンを焼成中は室温で発酵しなければならず、作業がスムーズに進まないこともあると思います。そんな方にオススメなのが4段式で大容量の大正電機 電子発酵器 SK-15です。
4段式のため、一度にたくさんの生地を発酵できます。場所は取るものの、分解して収納できるのが魅力です。 工具を使わずに組み立てられるうえ、ねじ部分も手で締めるだけと扱いも簡単。電機メーカーのアイテムだけあって、高精度のマイコン付きと機能も充実しています。 自動的にパン発酵へ最適な温度・湿度を調整するので、過発酵を防げます。温度や時間設定は2種類のボタンを押すだけなので簡単で迷わず操作できるのも嬉しいですね。
成型パンが好きな方は「オーブントレイ丸ごと発酵」
オーブントレイにならべた状態で発酵ができると、発酵後そのままオーブンに入れられるので便利です。成型パンを多く作る方にはオーブントレイが丸ごと入る大正電機 電子発酵器 SK-123がオススメです。筆者が使用している「TOSHIBA 石窯オーブン焼きシリーズ」の天板約41.2cm×29.1cmも余裕で入れられます。
↓石窯シリーズを使用している様子はこちら
6段階に高さ調整が可能なので食パンなど型を使うパンでも発酵でき、さまざまな大きさのパンが作れます。 トレイをぶつけても割れないように、正面には強化ガラスを使った安心設計でさらにドアは片手で開閉でき、使用時の立ち上がりが早いなど嬉しい機能が満載です。
職人級!こだわりパン作りさんは「高精度な温度調整」
パンの発酵に重要な温度・湿度にこだわるために、発酵器の購入を考えている方にホームメイドクッキング 家庭用発酵器 F-5000がオススメです。マイコンと密閉度の高い二重扉&断熱材により、パンの発酵に適した温度・湿度を保つことが可能です。さらに穴あき天板で蒸気を均一に拡散させるためパンの発酵に失敗しません。
発酵器の比較一覧
商品 | 特徴 | 設定温度 | サイズ(外側) | サイズ(内側) | タイプ | タイマー |
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一度に食パン4斤作れる!分解して洗えばいつでも清潔 | 20~45℃(±2℃) | 幅49.8×奥行き42.4×高さ45.5cm | 幅43.4×奥行き34.8×高さ36cm | 組み立て式 | 1分~24時間 | |
高精度のマイコンで温度を自動調整。大きめのオーブン皿にも対応 | 28~41℃ | 幅51×奥行き43.7×高さ43.8cm | 幅45.3×奥行き35.5×高さ31.5cm | 設置式 | 1分~1時間(マイコン | |
4段式でパン生地をたっぷり発酵できる!操作も簡単 | 28~41℃ | 幅43×奥行き47.5×高さ68cm | ー | 組み立て式 | 1分~1時間(マイコン) | |
家庭でも置き場所に困らない。ミニサイズながら機能性は◎ | 25~42℃(±2℃・推奨室内温度18~28℃) | 幅36×奥行き35×高さ31cm | 幅31×奥行き26.5×高さ20cm | 組み立て式 | 1分~24時間 |
選ぶときのポイント
設置場所の確保が難しい時は組み立て式
キッチンの広さや、間取りによって選ぶと良さそうです。
日常生活的には優先順位の低い家電になると思うので、邪魔にならずストレスなく置けるものにしましょう。
組み立て式は据え置き型に比べて、密閉度など劣る部分もあるので検討は慎重に。
お手入れ簡単!丸洗い可能
庫内は、菌が好む温度&高湿度です。パンを発酵させるイースト菌だけでなく、カビなどよくない菌も活発になるため使用後のお手入れは大切です。
扉を開けて庫内の温度を下げて、布巾で拭き上げて、、、手間がかかると面倒で使わなくなるorカビが生えて使えなくなるなど無駄な買い物になってしまいます。お手入れのしやすさも選ぶ際のポイントです。
成型パンの形崩れを防ぐオーブントレイ丸ごと発酵
二次発酵(ホイロ)が終わったパンは、ふわふわ、ほよほよ。少し触るだけでも崩れてしまうデリケートな状態です。
焼成で使うオーブントレイ(天板)やオーブンシートが丸ごと入る発酵器を使えば、発酵後そのまま焼けるので便利です。
大きい発酵器が置けない場合1つずつ切り離したクッキングシートに成型した生地をおき、発酵後はシートの角を持ち(生地には触れずに)天板に移して焼成するといいでしょう。
結露による周囲の水濡れ・カビを防ぐ回収ボトル
過剰に結露した水は回収ボトルにたまってくれるので、カンタンに処理できます。まわりも汚れにくく、ストレスフリーで使えるでしょう。
温度・湿度の自動調整で失敗を防ぐ
高精度のマイコンや庫内の温湿度センサー機能があると、自動的にパン発酵へ最適な温度・湿度を調整するので、過発酵など失敗になる原因を減らすことができます。
パン作り以外の用途にも使える長時間タイマー
パン作りでの発酵は30分〜1時間程度ですが、ヨーグルト・天然酵母などの発酵食品をつくる場合は、7時間ほどかかります。また、分量やレシピによっては発酵にまる1日かかることもあります。発酵食品づくりをする方は、24時間のタイマー設定ができると使いやすくておすすめです。
発酵器の使い方・便利なワケ
使い方は、水をセットして電源ON。立ち上がりも早く、すぐ使用できます。細かく温度設定ができたり、高度なセンサーを搭載しているものもあります。ご自身にぴったりな発酵器を見つけて、快適なパン作りを楽しんでくださいね。
- 気温に関係なく発酵ができる
寒い冬も湿度の低い日も一定の温湿度を保ちます。
- 安定した生地作りが可能
電子レンジの発酵機能を使用中に電子レンジでバターを溶かしたり牛乳を温めたりといった作業をすると、そのたびに生地をレンジ出さねばならず温度が安定せず生地の発酵が不安定になります。
- 技術・知識不要
組み立てに工具不要や、操作も簡単。複雑なことは何もなく、「発酵のみ」だから分かりやすい
- オーブンを予熱中も発酵できる
発酵モードでオーブンを使ってしまうと、パンを焼くための予熱ができません。ちょうどいい発酵具合でも、そこからオーブンを予熱して・・・と、その間に発酵は進んでいってしまいます。
納得の発酵具合を見極めて、すぐ!オーブンへ!!
オーブンの予熱時間を気にせず発酵できます。
- 他の作業を邪魔しない
パンを焼くのは1日仕事。
コネて→1時間発酵→成型して→40分発酵、など発酵中に時間が空くこともあると思います。そんな時、今晩の献立を下ごしらえしたり、お昼ごはんを温めたり。電子レンジも使用できるし室温を長時間保つ必要もありません。発酵を待つ間、どんなことをするのも邪魔になりません。
商品 | 特徴 |
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一度に食パン4斤作れる!分解して洗えばいつでも清潔 | |
高精度のマイコンで温度を自動調整。大きめのオーブン皿にも対応 | |
4段式でパン生地をたっぷり発酵できる!操作も簡単 | |
家庭でも置き場所に困らない。ミニサイズながら機能性は◎ |