いきなりステーキ ハンバーグとステーキのアレルゲン含有量を問い合わせてみた
食物アレルギーにはレベルや個人差があり、ごくわずかな量を口にしただけで命に関わる場合や、触れただけでも症状が出る場合もあります。
負荷試験などにより、食べれる量が増えてくると添加物がアレルゲン由来成分程度なら大丈夫、1回に○gまでなら大丈夫、などあると思います。
そんな時、店舗のアレルギー表をみても「どれぐらい入ってるのかな?」と思うことはありませんか?
今回はいきなりステーキのステーキやハンバーグの原材料についてまとめます。是非参考にしてみてください。
※2021年6月の情報です。お召し上がりの前には必ず再度確認をお願いします。
- 問い合わせてみた
- ステーキに含まれるアレルゲン
- ステーキの小麦は「ステーキソース」
- バター(ファットスプレット)は乳不使用
- ハンバーグの「つなぎ」は液卵とパン粉
- 副菜は塩茹でのみ!アレルゲンフリー
- 店舗でのアレルギー対応
問い合わせてみた
今回はHPにある株式会社ペッパーフードサービスお問い合わせ「その他」を利用して問い合わせました。
とても丁寧に対応してくださり感謝です!
ステーキに含まれるアレルゲン
特定原材料7品目
特定原材料に準ずる物21品目を含む食物アレルギー情報
引用:いきなりステーキHP
卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・カニの内、原材料で使用しているアレルゲンをまとめます。⚠︎コンタミネーションは含みません。
メニュー | 含まれるアレルゲン |
---|---|
リブロースステーキ | 小麦 |
ヒレステーキ | 小麦 |
サーロインステーキ | 小麦 |
ワイルドステーキ | 小麦 |
ワイルドハンバーグ | 小麦・卵・乳 |
ワイルドコンボ | 小麦・卵・乳 |
テンダーコンボ | 小麦 |
グリルチキンステーキ | 小麦 |
和風おろしハンバーグ | 小麦・卵・乳 |
チーズハンバーグ | 小麦・卵・乳 |
目玉焼き付きハンバーグ | 小麦・卵・乳 |
テンダーカットステーキ | 小麦 |
乱切りカットステーキ | 小麦 |
ステーキ重 | 小麦 |
ヒレステーキ重 | 小麦 |
ステーキの小麦は「ステーキソース」
ステーキそのものに特定原材料7品目は含まれていないとのことでした。つまり、素焼きであればアレルゲンフリーです。
食物アレルギー情報に「小麦」とあるのは、ソースをかけて食べるであろう前提から記載されているようです。
ソースは卓上に2種類あり、好みでかけて食べるようです。
辛口ステーキソース(ポット)の原材料
醤油、たまねぎ、おろしにんにく、酒精、その他調味料
アレルゲン:小麦・大豆
この中で小麦を含むものは醤油のみです。
配合割合
醤油 | 50% |
たまねぎ | 20% |
おろしニンニク | 10% |
その他 | 10% |
いきなりソース(ビン)の原材料
醤油、おろしにんにく、酒精、砂糖、その他調味料
アレルゲン:小麦・大豆
この中で小麦を含むものは醤油のみです。
配合割合
醤油 | 50% |
おろしニンニク | 10% |
その他 | 20% |
バター(ファットスプレット)は乳不使用
どのステーキにも乗っているこれ↓
ファットスプレットといい、油脂を主成分とする食用の塗り物で食用油脂の割合が80%未満のものです。
中にはホエイパウダーなど乳由来の原材料を含むものもあるようですが、いきなりステーキでは28品目アレルギーのうち小麦・大豆のみです。醤油・添加物(安定剤)などとして使用されてます。
店舗のものと異なる可能性もありますが、こちらの原材料は↓
原材料: ファットスプレッド、ステーキソース(しょうゆ、にんにく、ぶどう糖、砂糖、マルトデキストリン、酵母エキス、食塩)、フライドガーリック、食塩/乳化剤、着色料(カラメル、カロテン)、pH調整剤、保存料(ソルビン酸カリウム)、調味料(核酸)香料(一部に小麦、大豆を含む)
ハンバーグの「つなぎ」は液卵とパン粉
つなぎの割合は
牛肉 | 70%〜80% |
液卵 | 10% |
パン粉 | 10% |
例:150gの場合
単純計算で、15gの液卵とパン粉が使用されていることになります。
ハンバーグは200gと300gの2種類で、150gは300gを半分に切った状態で提供されるそうです。
副菜は塩茹でのみ!アレルゲンフリー
いきなり!ステーキの副菜はとうもろこし・にんじん・ブロッコリー・たまねぎの4種類で全て冷凍野菜等を使用しており、特定原材料28品目不使用です。コンタミネーションリスクもないため、安心して食べられます。
店舗でのアレルギー対応
原材料不使用・製造元でのコンタミネーションなしであっても、店舗での対応によっては躊躇することもあると思います。
いきなりステーキはアレルギー対応メニューではありませんが、かなり丁寧に対応してくださるようです。来店時の参考にしてみてください。
キッチン内でのコンタミリスクあり
全てのメニューを共通にキッチンで料理されているそうです。そのため、食物アレルギー情報一覧にて「不使用・コンタミなし」でも店舗での混入の可能性があり得ます。
特に敏感な方や、体調に合わせて、自身での判断が必要です。
調理器具共有(洗浄可)
店舗内の調理器具は共有しているとのことでした。ですが、食物アレルギーである旨を注文時、伝えることで調理前に改めて洗浄してくださるとのことでした。
混雑時や状況によって難しい可能性も考えられると思うので、ランチタイムなどは避けるのが吉かと思います。
手袋交換
対応できる限りの注意を払って調理していただけるとのことでした。
器具以外にも手袋なども交換しできるとのことですが、全店舗で共有するマニュアルがあるわけではないようです。
店舗やスタッフによっては食物アレルギーに対する危機感や温度差があるかもしれませんね。
味付けなしでの提供可
全てのステーキ・ハンバーグの味付けは「なし」で注文可能だそうです。
卓上には、塩・こしょうなどソース以外の味もあるようです。
ソース類持ち込み可
安心できるソースを持ち込むことの可能だそうです。
当日、その場でお伝えするだけで使用可能とおっしゃっていただけましたが
事前に伺う店舗へ電話などでお伝えしておくことでスムーズに楽しめると思います。