デザートは食後に食べた方がいい
甘いものが好きな人にとって、甘いものを食べることは幸せな気持ちになり、幸福度が上がりますよね。
人生の楽しみ!という方も多いと思います。
今日はデザートとの付き合い方について提案します。
これからの食生活に是非お役立てください
デザートの定義
食後の茶菓のこと。
アメリカでは食後の果物、プディングやパイ、アイスクリーム、チーズなどを含めていいます。
イギリスでは,おもに菓子のあとの果物をさしています。
日本におけるデザートとしては、ケーキや、アイスクリームが想起されることが多いです。
食後に提供される「甘い物」の総称として使われます。
日本の歴史
お菓子という漢字から考えると、菓子は「果子」という字がもとになっていて、もともと菓子とは果実だったことが分かります。
今で言うお菓子は奈良時代~平安時代に中国大陸から伝わった唐菓子が始まりと言われています。
平安時代の終わりごろには砂糖が輸入され始め、その頃には特別な祭事の時に、大豆、小豆、胡麻、味噌、塩、甘葛、栗などの材料が用いられるようになっていったのです。
洋菓子が伝わったのは明治維新の後で、ドロップ、チョコレート、ビスケットなどが輸入されるようになりました。
それに応じてデザートも多様化を遂げていったのです。
食後がいい理由
では、なぜデザートは各国で共通して食後に食べられるのでしょうか。
健康的な食生活に繋がる理由がありました。
充実感UPするから
デザートは「食事を片づけること」を意味するフランス語のデセールに由来しています。
最後に甘いものを食べることで、お腹だけでなく心から満たされ食事に対する充実感を得ることができるからデザートは食後なのです。
食事の栄養を補う
食事では摂取しきれない体に必要なビタミンなどの栄養素を補う役割もあります。
糖分は吸収が早いから
デザートはほんの少量でも、高カロリーです。
糖分の吸収も早いため、すぐ満腹を感じ、デザートを食べ終わったころには「もう主食はいらない」と食欲が減退すると、食事のバランスを崩してしまう可能性あります。
果物とお茶は食後がいい
デザートが果実の場合や、お茶と一緒に楽しむ場合には食後1時間ほど時間を空けましょう。
ほとんどの果物には糖が含まれているため、簡単に消化されます。
ところが、食後だと消化しやすいはずの果物が胃袋で食事とフルーツが引っかかってしまい腸まで届くのにも時間がかかってしまうのです。
そして、お茶はポリフェノールやタンニン、植物栄養素の鉄分が含まれています。
なので食事から摂取される栄養分を吸収する妨げになることかあります。
東洋医学の視点からも食後
食後のデザートは、含まれている砂糖で体を冷やし身体はバランスを取ろうとしていると考えます。
意識的に体を温める食べ物を食べてからデザートを食べるといいようです。
食後に友人や家族との会話を楽しみながら少量のデザートを食べることで、肉体的に消化の邪魔をせず心(精神的)にも満たします。
ですがデザートにこだわり過ぎる場合、習慣的にデザートを食べる砂糖中毒(依存)の場合もあります。
なんとなく食べてしまう前に自分自身へ「本当に必要なものか?」問いかけてみてください。