乳・卵アレルギー ホットケーキで比較検証
手軽に作れる・食べれるホットケーキですが、食物アレルギーがあるとレシピ通りには作れないため悩みますよね。
今回は、レシピにある食材を「無くす」と「増やす」のみで比較検証します。
代わりの食材は準備しないので、家にあるもので気軽に作れます。ぜひ参考にしてみてください。
今回使うホットケーキミックス
⚠︎メーカーによって原材料にアレルギー物質を含む為、使用前に確認してください。
基本の分量(今回は1/2量で検証します)
卵Mサイズ1個=58g(29g)
牛乳100g(50g)
ホットケーキミックス150g(75g)
基本の焼き方
- 卵と牛乳を混ぜ合わせます。
- ホットケーキミックスを①に入れ軽く混ぜ合わせます。
- フライパンを熱し、生地を流し入れます。
- 弱火で3分焼きます。
- 裏返して2分焼きます。
比較する種類
卵抜き、牛乳抜き、両方抜きで計5パターン検証します。焼き方は全て同じです。
卵を抜く
卵を抜くだけ
卵の代わりに牛乳を増やす
卵の代わりに水を入れる
牛乳を抜く
牛乳の代わりに水を入れる
卵・牛乳 両方抜く
卵・牛乳の代わりに水を入れる
結果
焼き色
同じ焼き時間でも、濃く色づいたのは「卵抜き 何も入れない」でした。生地の水分量が少なく、フライパンが熱くなりやすい状況だった為かと思います。
基本に近い焼き色は「牛乳の代わりに水」でした。卵を含んでいるからか、基本に近い照り(焼き目)がありました。
断面
厚み
厚みが一番出たのは、「卵抜き 何も入れない」でした。生地が硬く、広がらないのが理由かと思います。
基本と同等まで厚みが出たのは「牛乳の代わりに水」でした。卵を含むと基本に近い気泡でした。
卵は含まず牛乳を含むと、きめ細かくふんわりとしました。
牛乳・卵を両方とも含まない生地は、ほぼ膨らみませんでした。
色
卵を含む生地は黄色く色付きがあり断面は「牛乳の代わりに水」が一番近い見た目でした。
食味
食感(もちもち)
水を多く含む方がモチモチしました。
牛乳・卵の代わりに水>牛乳の代わりに水>卵の代わりに水>卵の代わりに牛乳>卵抜き何も入れない
口当たりの軽さ(ふわふわ)
厚みのある「卵抜き何も入れない」はパサつきが気になりました。
牛乳を多く含む「卵の代わりに牛乳」が一番口当たりが軽く感じます。
牛乳の代わりに水(卵は入っている)より、卵の代わりに水(卵が入っていない)方が軽く溶けるような口当たりですが後にベタつきも感じました。
基本に近い味
一番基本に近く感じたのは「牛乳の代わりに水」でした。卵を含む方が膨らみ方が基本に近いため、生地のしっとり感、気泡の安定感があるように感じました。
結論:違いはあるが好み!
卵や牛乳の有無で、ふんわり・もちもちなど生地に違いが出ました。
ですが特徴が分かれただけであり、どれも美味しいです!
食物アレルギーはなくても、好みに合わせて使い分けると良いですね。
卵・乳アレルギーがあってもホットケーキは楽しめそうです。