七五三に!乳製品不使用アレルギー対応の千歳飴まとめ
子供の成長をお祝いする節目の行事となる七五三。
女の子は3歳と7歳、男の子は3歳と5歳に七五三のお祝いをします。
参拝日は一般的には11月15日と言われていますが、この日がお休みでなかったり、11月15日前後は神社が大変混雑するので、近年は時期をずらして参拝されるご家庭も多いようです。
そこで必需品といえば「千歳飴」ですよね。
乳製品が含まれるものも多く、食物アレルギーがあると注意が必要です。
今回は、「乳製品不使用の千歳飴」についてまとめます。
ぜひ参考にしてみてください。
千歳飴とは
七五三の祝いに売られるあめのことです。
親が自らの子に長寿の願いを込めて与え、食べて祝います。
千歳飴という名称は、「千年」つまり「長い」「長生き」という良い意味があると共に、細く長く縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されています。
千歳飴は、鶴亀(つるかめ)や松竹梅などの縁起の良い図案の描かれた千歳飴袋に入れられていることが多いです。
現代の千歳飴は乳製品あり
時期になるとスーパーなどでも見かける千歳飴ですが、今はミルクや抹茶、苺ミルクなど色々な味があります。
子供に人気の不二家ではミルキー千歳飴というものもあるぐらいです。
原材料を見てみると
〈ミルク〉水あめ、砂糖、加糖練乳、生クリーム(乳成分を含む)、食塩、乳等を主原料とする食品/香料(乳由来)
〈いちごミルク〉水あめ、砂糖、加糖練乳、生クリーム(乳成分を含む)、食塩/香料(乳由来)、着色料(野菜色素、紅麹)
他にも、
通販サイトで高評価の京の飴ちゃん本舗の原材料は
〈いちごみるく、抹茶みるく〉砂糖、水飴、全粉乳、抹茶、酸味料、香料、着色料(しそ)
現代では、乳製品を含む千歳飴が主流のようです。
昔ながらの「さらし千歳飴」が乳製品不使用
かつて日本で飴といえば、デンプンを糖化して作る「水飴」が主流でした。
そしてその水飴を、固めたものを「さらし飴」といいます。
さらし飴を冷まして棒状に長さを揃えて切ったものが千歳飴の元祖です。
さらし飴とは
さらし飴は原料の水飴を125~150度の高温で煮詰めてから80度くらいまで冷やし、引っ張って作る飴のことです。
繰り返し引っ張ることで気泡が練りこまれて白くなり、口どけや舌触りがよくなります。
松屋の飴 さらし飴
乳製品不使用の千歳飴
乳製品アレルギーでも食べられる「乳製品不使用の千歳飴」をいくつか見つけました。
みなとや さらし千歳
原材料
砂糖、水飴、赤飴のみ天然色素(カルミン)
打ち粉としてコーンスターチを使用
乳製品を使用しておりませんが同じ工場にて乳製品の扱いはございます。
飴紙巻きさらし千歳飴
原材料
水飴、砂糖、澱粉、(赤のみ)野菜色素
乳製品は使用しておりませんので乳アレルギーの方でも大丈夫です。同じ製造ラインで卵、大豆の使用があります。
岩井製菓 なないろ千歳飴
カラフルな見た目が可愛い千歳飴です。
原材料
グラニュー糖、水飴、クエン酸、香料、着色料(ラック、ウコン、ベニコウジ、クチナシ、赤102、赤106、黄4、青1)
榮太樓 千歳飴
原材料
水飴、砂糖、でんぷん、着色料(野菜色素)
新橋屋飴店 千歳飴
原材料
もち米 大麦 水飴 紅麹 (手粉に小麦粉を使っています)